2008.07.24(Thu)
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2008.02.27(Wed)
『こぼれおちるもの』
心に鍵をかけてるひと、 かけすぎて人と話すのが苦手になったりしてる人、 自殺をしようとした事がある人。 俺はそのままでもいいと思うよ。 かっこ良いと思うよ。 でもどうか 生き延びてください。 お前が「死にたい」と言って無駄に過ごした今日は、 昨日死んだ奴が一生懸命生きたかった明日なんだ。 「独りでも生きていける強さ」なんてモノは要らん。 リボン付きでプレゼントされても捨てちまうだろうな。 独りで生きる意味ってあるのか?俺は孤独には全力で抵抗するよ。 いつだって誰かを探すよ。 他人が居てこその俺だろう。傷付け合って存在確認だろう。 これらを放棄した俺なんて死んでいる様なモンだ。 出会わなければ良かった出会いなんてきっとない…ないよ。 どうか、履き違えないで欲しい。 人の足を止めるのは、絶望じゃなく諦めだけだということを。 人は誰もがはじめから自分の場所をもっているわけじゃない だから誰もが場所を欲しがる。 誰かの場所をとったっていいんだって、誰もが必死なんだから。 でも俺は君と一緒にいたい、同じ居場所にいたい。 だってそれが俺の生まれた理由だから。 【 藤原基央〜Bump of chicken〜 】 【終わりなき魂の詩(うた)と理(ことわり)〜序章〜】 たとえば、今日という一日。 出会うべきはずだった人に私はちゃんと会えたのだろうか? 大量のノイズが重なり合う街中で、 かすれたサイレンのように鳴く、か細い何者かの声をはっきりと聞き取れたのだろうか? 本当は口に出して言わなくてはならない「ありがとう」という気持ちを何人の人に伝えられたのか? 何より、君は私を今日も覚えていてくれただろうか? そんなたわいもない戯言であふれる毎日。 一瞬の過去を背にして、数秒先の未来を追いかける。 互いの顔を確かめる間もなくすれ違い、その他大勢がひしめき合う群集の中で、 私の儚い感情はガラス玉のように、こぼれ落ちる。 その後すぐに春を告げる風が豪快に吹いて、 足元から不要な痕跡をかき消していくと、 それは有無も言わさず、ちりぢりに飛散して、やがて粉々になるのだろう。 まるで何もなかったように。 そして、始めから存在すらしなかったかのように。 こうして日々浮かぶ無数の想いはすべて、 ただっ広く際限のない空間にただ虚しく吸い込まれていくだけ。 私という存在は、果てしない世界を前にして無力に違いない。 太刀打ちできないものは沢山ある。 だからといって、それで済まされる問題なのだろうか? すんなりと納得できない気持ちが、幾世代もの次元を飛び越え、 魂をこの世界に留まらせている原因ではないのか? しかしこれはもしかして私だけではなく、この世の普遍の定理? そうだとしても、もうすでにすべては始まっている。 存在は続き、私達は闇雲に発信し続けるしかないのだ。 約束が果たされる、その時まで。 そしてまた、私達をはっきりと位置づけるパルス=信号。 それは言葉で始まり、言葉で終わる。 吐き出された言葉というシンプルかつ複雑な魂魄(こんぱく)。 おそらく、これは巨大な砂漠の中の一握の砂。 幾度となくすくいあげても、手の指の隙間から音もなくすり抜けていく。 私が紡ぎ出す迷い子の言葉は大衆の前にして、不可抗力。 されど、底抜けの衝動は一向に治まらず。 明日に約束はない。 そんなこと、最初から知っていた。 それでも真っ直ぐその先に向かおうとしているのは何故? 私という魂は何処へ行こうとしているのか? ああ、そうか。 君がいるから、か。 届かないとわかっているこの言葉も、すべては君のため。 私達は多分、同じ場所からスタートして、そして最後にはまた同じ場所に辿り着くんだね。 きっと今は君の方がリードしてる。 私はすぐに寄り道してしまうから、少しずつ遅れてしまうみたい。 だけど、その分、面白い話をいっぱい手に入れたから、 いつかゆっくり君に聞かせてあげる。 とても長い旅を終えた後に。 君と一緒にいたいから、今日も一生懸命に走っている。 理由はすいぶん時間がたった今でもわからないんだけど。 目指す場所は、君との思い出の場所。 私達の魂が生まれた遠い昔、 一番最初に見たあの虹が立つ、懐かしい空の彼方へ。 数え切れない生命が新しく始まる、いにしえの大地へ。
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