2008.07.24(Thu)
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2007.12.15(Sat)
『脳と心』
この卵型の骨の器にしまってあるものは何? 傷つきやすく狂いやすいひとつの機械? 私たちはおそるおそる分解する 私たちは不器用に修理する どこにも保証書はない その美しいほほえみの奥にあるものは何? 見えるものと見えないものが絡み合う魂の迷路? 私たちはおずおずと踏み込む 私たちは新しい道標を立てようとする 誰も地図はもっていない しかもなお私たちが冒険をやめないのは何故? 際限のない自問自答に我を忘れるのは? 謎をかけるのは私たち自身の脳 謎に答えようとするのも私たち自身の脳 どこまでも問い続け・・・いつまでも答えはない 【 谷川俊太郎 】 「あなたは、どんな人ですか?」 そう尋ねられたら、一体なんと答えるだろう? 私なら、確実にこう答える。 「根っからの矛盾屋」 この言葉に、一点の迷いもなく、嘘偽りもない。 ましてや、そのように開き直って宣言することに、逆説的な矛盾すらない。 つまりは[あまのじゃく]なくせに、ここで正直に認めてどうする? だけど、矛盾って、いくつか重なってしまえば、意外と肯定に結びついてしまうものなのだな、これが。 あらゆる情報が新旧問わず忙しく飛び交う都会では、若いサラリーマン層に人気の、有名なフリーペーパーがある。 もともと25歳前後の男性サラリーマンをターゲットにしていたはずが、あれよあれよという間に世代や性別を越えた読者を取り込み、気づけば爆発的な大ヒット商品となった。 これは、大手出版社のRから定期的に発行されていて、大抵、地下鉄やコンビニなどの空き棚に、これでもか!という程、ごっそりと積まれている。 しかしながら、小1時間もすると、きれいさっぱりなくなってしまう、競争率の高い代物。 特に、朝の早いラッシュ時なんかは。 堅苦しい社会に飲み込まれつつ、型にハマらないことをポリシーとする象徴のようなロン毛にスーツ姿の会社人達が、電車の中などでバイブルのように手にしている。 この一冊を読むことで、時代の流行を手短に読み取ることができるのだ。 その編集部が、この雑誌を立ち上げる際に、独自のアンケート調査をしたという。 最初は、ネットで約1万人に意見を聞いた。 「普段から新聞を読んでいますか?TVを見ていますか?」 答えは8割が「NO」だったらしい。 それで、今度は直接200人に面と向かって会い、同じように話を聞いてみた。 すると、大半が「カバンの中には日経新聞が入ってます。TVはあんまり見ないけど、たまに情熱大陸とかプロジェクトXは見る」 それって、新聞読んでんじゃん! TVもしっかり見てんじゃん! という、驚きべき根本的な矛盾が炸裂したという。 それゆえに、何故こんな不可解な矛盾が生じるのだろう?と当初は随分、頭を悩ませたそうだ。 そこで、一つの結論として。 結局、実際のところ、皆世間の流行に無関心なふりをして、本当はすごく知りたがっているんじゃないの? これはごく個人的な考察だが、最近の日本人は(自分も含め)随分と「あまのじゃく」な人が増えたのかな、と思う。 「あまのじゃく」な性質については、心理学の分野でもフロイトを筆頭に、余すところ無く研究し尽くされていて、専門用語として「反動形式」といわれている。 よく見かけるのは、小学生の男の子なんかが、気に入った女の子に対して、本当は大好きなのにわざと冷たい態度を取ったり、いじめてしまうという屈折した愛情表現など。 つまり、「反動形式」とは、簡略化すると、自我(心)の中に許し難い衝動・情動とその派生物が生じてくるとき、その正反対の意識・態度が生起する事によって生の衝動や情動と距離を取るような防衛機制の一種なんだそう。 いわゆる、自分を守る手段。 自分を守るという行為が必要になる状態は、得てして外部に己をむざむざと侵食しようとする「敵」が存在するからだということになる。 ということは。 現代に生きる日本人はおのおの、人知れず何かしら戦っているんだな〜、というところに帰結せざるをえない。 すべからく人為的に仕掛けて、あくまでも物的な戦争が無くても、人間は生来何かと戦わずにはいられない生物なのだろうか? 誰かを傷つけ、何かを壊して、果ては自分さえも傷を負う。 これではまるで、近代の人類が目指すべき真の平和とは程遠くなる一方だ。 そして、冒頭に述べたように、「あまのじゃく」の代表のような私。 自動販売機で、缶コーヒーを買おうとして、何故か隣りの緑茶のボタンを押してしまう。 缶コーヒー一つ買うにも、無駄な防御システムが作動する。 格闘する場所がいたってお粗末。 それでも、バカみたいに己の意思を裏切る。 言ってみれば、自分をね、裏切ることは簡単なのだよ。 でもね、それは明らかに反則行為なわけで。 認められたい、愛されたい、注目して、受け止めて欲しい。 そんな正直な心の叫びを、知っててわざと無視している。 ひねくれるって、自分をないがしろにすることじゃない。 もっと自分で想定できないくらい、自身を、大事な人達を、この世界を、心がねじれるくらい認めて、バカ正直に愛することなんじゃないかなって思ったりする。 醜いことも、罵倒されることも、固く信じて罵詈雑言を跳ね返す力。 そういうことをストレートにできてしまうのが、実は異端とか変人とかっていうひねくれ者の強みであるのかも。 こんな不安定な世の中だから、いちいち見るもの聞くもの全て疑う事ばかりで。 けれども、そんな時代に生きていく自分をまずは誰よりも自分が理解してあげなきゃ、先に進めない気がする。 ん?この先って? それは、あなたが心から描く、決して譲れない大きな夢。 そのすべてが実現される、願ってもみない「あまのじゃく」な未来ってこと。 Comment
ゆき#-
何だか神秘的なブログだね♪
またちょくちょく来ま〜す(σ∇σ)
2007/12/18 09:41 URL [EDIT]
きょう#PVNQBMzQ
こんばんは。
この記事は、3回は読みました。理解するのに、脳みそが眠たいときではいけないので・・・^_^;「あまのじゃく」な性格についてフロイトまで出てくるとは、おまけに専門用語もあるなんて・・・。初めて知りました。例え話しから想像すると、自己防衛、「敵」が存在するから戦う、という意見には、なるほどと思いつつ、自分の中で「戦う」という意識が少ないのような?でも、本人が意識しないまま目に見えぬもの、見えるものと「戦う」ということをしているのかな、と思ったり。自分の行動をそう細かく分析したことがないので、どうもわかりません^_^; 紅月さんは、自分の「あまのじゃく」度をよく理解していますね。 その理解から、自分の進むべき道も見えてくるのでしょうが。 右と想いつつ、やっぱり左に行ったりするのかしら? (話しがズレていたら、ごめんなさい)
紅月スナイパー#-
ゆきへ
遊びに来てくれてありがとう☆ 最近は忙しくて、お店のHPに遊びに行けてませんが、 また見に行きます! きょうさん ありがたいコメント&ご指摘ありがとうございます。 三回も読んでいただいたとは・・・w 確かに、自分の中にあるものとの葛藤みたいなものには、今回あまり触れてなかった、ですね。 いや、思いついたまま書いてしまったものですから。 すみません・・・ でも、もちろん、内面も含めてという大きな意味で捉えてくだされば、光栄です。 私は、はっきり言って自分のことわかってないですよ〜w よくわからんもんで、こんな重いブログ書いてる感じです。 右に行こうと思いつつ、左に行くなんてしょっちゅうあります!w でも、不思議と後悔はなかったりします。 本当は右側の景色が見たかったけど、左側もなかなか味わい深いな〜と、あえて考えるようにしたりして・・・ で、そんなことを繰り返してたら、結局また右側に戻ってきたり。 私の場合、色々寄り道すれど、どれもあまり長く続かないのかもしれないです。だったら、最初から真っ直ぐ歩きなさいよ、とw なので、このブログを書きながら、自分を素直に表現することを、もっぱら勉強中です! また気軽に遊びに来てください。
2007/12/26 22:16 URL [EDIT]
華月 凛#iyK8l5bM
こちらでは初めましてになりますねv
【ALCADIA in face 〜アルカディア〜】管理人の華月 凛です、こんにちは* 先日は遊びに来て下さってありがとうございました! コメントのレスも致しましたのでお暇な時にでもまた覗きに来て下さいねv そして、報告が非常に遅くなって申し訳ないのですが…(汗) 早速私のブログのリンク欄にこちらの【コトダマパズル 〜幾億年の鼓動〜】を追加させて頂きました! 実際にリンクを張ってからこちらに報告に上がるまでに時間が掛かってしまって申し訳御座いません; 年末年始のお忙しい時期にお手数お掛けしますが、お時間のある時にでも、相互リンク、よろしくお願い致しますm(_ _)m 用件だけと言うのもどうかと思うので、少しばかり感想を… 「あまのじゃく」というテーマも突き詰めてゆけばこんなにレベルの高い語りになるんですね! 語り手の力量に嫉妬したくなるぐらい(笑)高度なお話です。 難しいのに楽しいという不思議な感覚が味わえました。 谷川俊太郎は私も大好きだったりしますv それでは、長々と失礼致しました; また遊びに来ますね*
紅月スナイパー#-
華月 凛 様へ
久しぶりですね! 英語の勉強ははかどってますか? 私もリンク張らせていただきましたよ! 画面の構成上、かなり下の方になってますけど・・・ 遊びにきてくれて本当にありがとう! 難しいのかな〜?? すみませんね、こんな内容で。 でも、読んでくださる人々に少しでも何か伝われば!という思いで書いているので、なんとなくでも解していただければ嬉しいです。 また、そちらのブログにも遊びに行きますね! そして、こちらにも気軽に遊びに来て下さいね!
2007/12/28 01:24 URL [EDIT]
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