2008.07.24(Thu)
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2008.01.20(Sun)
『心象スケッチ』
わたくしといふ現象は 仮定された有機交流電燈の ひとつの青い照明です (あらゆる透明な幽霊の複合体) 風景やみんなといっしょに せはしくせはしく明滅しながら いかにもたしかにともりつづける 因果交流電燈の ひとつの青い照明です (ひかりはたもち その電燈は失はれ) これらは二十二箇月の 過去とかんずる方角から 紙と鉱質インクをつらね (すべてわたくしと明滅し みんなが同時に感ずるもの) ここまでたもちつづけられた かげとひかりのひとくさりづつ そのとほりの心象スケッチです 【宮沢 賢治】 「2008年のあなたの運勢」というもの。 この年末年始を占った人も多いと思う。 普段はまるで興味がなくても、 この時とばかりは、日本古来の時期的な風習=お正月ムードに煽られて、訳もなく占う。 そして、妙に信じやすくなっている自分がいる。 お馴染みの高島易断や細木数子、江原啓之、鏡リュウジ、Dr.コパなどの派手な告知された年運特集でついつい診断してしまい、 「今年は大殺界です」 なんて書かれてあったら、 本当はどうでも良くて大して信じてないくせに、 仮に明日忘れてしまうことだとしても、 やっぱり何気に気になって、落ち込んだりしていないだろうか? まあ、占いってのは過去何千年に渡り、 様々な国で、様々な人の手によって、 恐ろしく複雑かつ巨大な市場リサーチされた 執念の研究成果を元に体系化したもの。 いわゆる統計学の一種、ですから。 当たるも八卦、当たらぬも八卦、とはよく言ったもので。 そういうものだと思う、基本的には。 今の仕事では「占い」という分野に関わることが多いので、 そのことを幸いに、この際思いっきり利用して、 実際、勉強というか研究というか検証というか、 そういう建前のもと、実のところは興味本位を大前提に、 あらゆる種類の占いで自分を診断してみることにした。 差し当たり、有名なものからマニアックなものまで、思いつく限り網羅する。 姓名判断、西洋占星術、ゲマトリア数秘術、カバラ、ルーン、タロット、 東洋の紫微斗数や四柱推命、陰陽五行、インド占星術…などなど。 そこから、果たして「自分」は見破られるのか? この機会に、占いの力というものはどれだけのものか徹底的にやってやろうじゃないか、と無謀な挑戦を果たす。 それでもってやり過ぎて、 思いの外うんざりして、現時点ではもうすでに飽きているんだけど。 その結果。 率直に言うと、 どれをやっても、ほとんど同じ意味の結果が出ます、私の場合。 各自、占術や象意はまるで違うのだが、 もう、最後の方は「またか!」っていうくらい、 総合的に代わり映えのしない占断となりました。 そもそもどんなに有名な占い師や占星術家でも、 その占術自体には、 西洋東洋ともに共通の論理=ロジックが存在するから、 結論として類似した結果が導かれるのは必至。 あとは術者自身のカリスマ性や心理的アプローチ、巧みな話術、豊富な知識と経験などで 良し悪しが決まるものだと言い切ってもいい。 中には催眠術的なテクニックを使う人もいる。 事実、心理学や催眠術方面の研究も本格的な占い業には欠かせない要素であるから。 ちなみに占い師と占術家は違う。 占い師はたいてい感覚的というか、 いわゆる霊的、スピリチュアルな能力を持ち、 独自の占術で占断内容を補足していく類の人達で、 占術家とはもともと特別な能力があるわけではなく、 数ある占術を学術的かつ論理的に研究し、そのロジックをメインに使用し占う人達である。 後者は比較的男性が多く、占い&天文学マニアなタイプが多い。 細木数子なんかも本当はこっちなんじゃないかな? ロジックを駆使して、半分以上は話術や人柄で攻める。 更に定かではないが、 とある専門家に言わせると、 彼女は19世紀辺りの古典的な催眠術を織り交ぜているらしいけどね。 それと江原氏のような霊能者によるカウンセリング? いわゆるカルマだとかオーラだとか、そういう類の話は今回はパス。 それに関しては、また折りを見て見解を発表しようと思う。 話せば長くなるからね。 というか、いつも内容長いんだけど。 それにしても、姓名判断と生年月日はまったく違うだろう、と。 なんてったって数字と漢字ですから。 そう単純に考えた私は浅はかだった。 両者に関しても、ほとんど同義の意味合いが出現した。 悔しいがこの場合、 「そういう星のもとに生まれた」っていう固定的かつ束縛的な表現が正しいのかもしれない。 だからもうこうなると、 クドクドと説教のように何度も繰り返し占断され、 嫌味なほど導かれている方向に絶対行かないといけないような気分になって、 逆にプレッシャーというか、 何か俗にいう絶対に逃れられない宿命っていうの? そういうのが本当にあるのかな…?とか思わざるを得なくなる。 それくらい、解かりやすかった。 診断は決して悪くはないんだけど、 総括的にこんなにもはっきり出ると、 なんだか悔しくて「このヤロー!」っていう感情が湧き上がる。 星は本当に知っているのでしょうか? 私が歩むべき運命ってやつを。 というか。 ここで、全て占い終えた後、何か見えました。 ある一つの大悟が。 ああ、なるほど。 「占い」とはすなわち、まったくの現実なんだと。 つまり、過去・現在・未来がすべて凝縮されている、 大げさにいえば、人生の縮図であるのだ。 語弊がないように、もう少しきちんと説明するならば、 今後の自分の方向性、そして生まれ持った本質などは、 実はほとんどこれまでの人生の中に明確に現れていたのだ、恐ろしいことに。 適した職業とか趣味趣向とか、叶えたい夢とか、 図らずも自分の意思で見つけたものが丸ごと夜空に浮かぶ無数の星の位置と、 そこから古来の先人たちが苦心して編み出した計算式に表れている。 腹ただしいくらいに。 物理学や数学の方程式が、未だ誰も見たことがなく、 前人未到の宇宙空間を緻密に計算するように、 占術っていうやつも、人間の生き様を巧妙に操る。 結局、自分はそこに示されたような所を、 知ってか知らずか自ら巡って体現してしまっているのだ。 いやいや、どこか思い込みってのもあるかもしれないが。 だから実際、自分が生きてきたことが示されるなら、 正直、占いする必要がない。 結局、全然関係ないな〜と悟り…いや、ひらめきました。 要するに、思うように素直に生きることが、正しい占い結果の全てだと。 しかしながら、 それこそが、そもそも宇宙の定理に動かされてしまっているのだ!とあたかも人類を超越した存在、 すなわち神様や宇宙人辺りに言われたら、 もう反論の余地はありませんがね。 そういえば昔、藤原新也氏も取材で山の手線周辺の路上占い師を片っ端から巡っていたけど… なんでそんなことしたかって? 私と同じく、占いなんかで自己分析できるかい!っていうのを証明したかったらしい。 恐らく、極度に猜疑心と好奇心がうずいたのでしょう。 そしたら、これがモロに返り討ちにあって、見事に惨敗。 彼もどれもこれもほとんど同じような診断内容で、 更に全体の八割方の占い師は本質を見抜いていたという。 しかもやっぱり今の彼自身の仕事や人生観に、 すべて直接繋がっている結果だった。 そうはいっても。 どこかでまだ定められし「運命」というやつに、 あらがってみたい衝動は、抑えられそうにない・・・ と、いう気持ちが自然と浮かび上がるのも、 星が導く、私の基本性質なのだそうだ。 ええい!うるさいぞ、占いめ! 詭弁は無用。完全に、メビウスの輪です。 次元の狭間で彷徨う魂達が、 生れ落ちたのは星と星の間。 孤高の光がそれぞれ集まり、幾重にも織り成すのは、 宇宙に無限に拡がる壮大なタペストリー。 そこに映し出された幾千もの多彩な輝きの中に、 人は、自分の生まれた意味を知る。 手をかざして、掴もうとする命の目印。 鳥のように羽ばたく光が、 私達を乗せた銀河鉄道を先導する。 たとえ目隠ししていても所詮、逝き先は同じ。 されど、生き方は千差万別で、まるで違う燐光を放つ、 互いの魂の存在を存分に触れ合って、感じ合って、確かめ合ったら、 溶け合うように一つになって、 やがてまた星へと還る。 ねぇ、どうか覚えていて。 あなたは紺碧の夜空に流れる、たった一つしかない美しい星。 私はいつも暗い闇に染まった天体の隅から隅まで観測して、 その宝石を探しているということを。 Comment
スペーストミー#-
こんにちは^^スペーストミーです。
御訪問ありがとうございました。 少し長かったけれど・・・・・ 全部読ませていただきました。(あ、19だけですよ!) トミーもどちらかというと占いは、信じないほうですが・・・ でも、時々やはりドキっとさせられるときは、あります。 でも、やはり占いってたとえば、くだりの坂道にボールを置けば転がって行く・・・・・ 物理的なことだけどこれが、基本?では、ないかなぁ〜と改めてこれを読んで思いました。 確かに当たっているけどあくまでも統計的なことでしょうね!^^ さて、今年が大変な年になることは、何も占いじゃなくても人々は、ひしひしと感じていることでしょう・・・ というか、今の政治に対して怒り心頭中というべきでしょうか? このような事態で、どの様に生きて行くことが、幸せに繋がるか?を一緒に考えませんか? 何かご教授いただければ、幸いです。 またの御訪問。または、メールを待ってますね! では、また・・・・^^
きょう#PVNQBMzQ
こんばんは。
占いは、もう身近な存在ですね。 新聞でも、朝のテレビでも、雑誌でもどこにでも占いはある。 それを真剣に信じる人って、僅かだと思うのだけど。 それでも、これだけ溢れているのは、マスメディアあたりは、占いたい人の心理をよくわかっているなぁと。 わたし自信は、どんな風に占いの結果がでるのだろうという興味半分ですが。 すぐ忘れてしまう(笑) 占いの結果よりも、現実の方に気が向いているせいなんでしょうね。 統計から導かれる結果には、信頼性があっても、自分にすべて当てはまるわけでもないし。 今、自分が何にむかって生きているのか、それは死へ向かっているのだろうけど、 死へ向かうからこそ、生きている間に自分の思い描くものを実現したいな、 なんて考えていました。
紅月スナイパー#-
スペーストミー様
コメントありがとうございます。 2008年・・・そうですね〜、占いではどう出ているのか皆目わかりませんが(多分、占者によって結果はまちまちってのがオチでしょう) 個人的な予感としては、多方面で色んな事情や物事、および人々がもっと加速して動き始めるんでしょうね。。 良いか悪いのか・・・ 革命を起こそうとしている人、 更に暗い闇の底を目指す人、 そのベクトルがもっとはっきり分かれて、 2極化していくような気はします。 ここ=精神にも格差が生まれる、と。 キーワードは「選択」、ですね。 何か大きな、軌道が変わるもの。 自分で言ってて、気持ち悪いですが・・・w でも、勘は鋭い方なので。 確かに気配は去年辺りから、感じていたんですけど。 だから、自分がやらなければならない事をやるしかないんですね。 今回、占いを通して、皮肉にも確認した感じです。 私からは何もお教えすることはございませんが、 (むしろこちらがご指導される立場です) また気軽に遊びにいらして下さい。
2008/01/20 23:29 URL [EDIT]
紅月スナイパー#-
きょう様
いつもコメントありがとうございます。 そうですね〜、最近の占いはもうなんだか心理学と同化しつつありますね。 メディアで取り上げているものは、実際毎日きちんと占っているものなどほとんどなくて、あらかじめロジックを組んで定期的に回しているものがほとんどなので、「今日の教訓」くらいの気持ちで見るのが良いのかもしれません。 占いユーザーの基本は他力本願、ですし・・・w でも、自分が思い描くものを実現していこうと懸命に生きているきょうさんならきっと、不安や悩みの中でも確かな答えを手にして、現実の中でいろんな幸せに出逢っていけると思います。 これからもお互い、精一杯生きて、人生楽しく謳歌しましょうね。
2008/01/20 23:41 URL [EDIT]
しおん#Mo0CQuQg
紅月スナイパー#-
しおん 様
コメントありがとうございます。 占いは統計学なんですが、ものすごい長い歴史の中、いろんな人の手によってあれこれ研究されてきたわけで、或る程度、人間にはパターンがあるんでしょうね。 そこに、宇宙の星周りとかの計算式があって。 でも、当たるとか当たらない以前に、 単純に星空や自然のものから占いを作り出した古の人々の知恵やアイディアには、感動しますね。 昔からある古い占星術には、そういう歴史と浪漫があるから、素敵だな〜っと思います。^^ 確かに、しおんさんのおっしゃる通り、 自分にとって、生きている今この瞬間がベストタイムなわけで、それを大事にしていくことが基本ですよね!
2008/02/09 00:21 URL [EDIT]
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